炭素中立と新エネルギー概念の下で 金力永磁

 レアアースの金力永磁(6680)は14日香港に上場しました。社名はあまり馴染みがないと思われますが、米中貿易戦が激化した2019年6月、米のハイテク技術の禁輸措置に対抗して中国はレアアースの輸出を規制するのではと伝えられる中、習近平氏が江西省に行ってレアアースの企業を視察したと日本のテレビでも取り上げられました。その時訪問した企業は金力永磁だったのです。

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希少価値のレアアース企業が香港に上場

 当サイトの「中国経済News & topics」では、12月24日付で「中国稀土集団有限公司設立」を速報しました。希土(レアアース)は精製後最先端の製品に使われますが、開発(掘削・精錬)は中小零細企業が多く、付加価値が低いため国際市場での取引価格も長らく低く抑えられていました。吸収合併や再編を通して集約的発展を目指すのが同集団設立の趣旨で、設立に参画した6社の内の贛州(かんしゅう)稀土集団が株主を務める江西金力永磁科技(JLマグ・レアアース/6680)が14日香港市場に上場しました。

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「不動産は支柱産業」 政府経済活動報告

 IT系大手が自社株買戻しを加速している中、新世界発展や長実集団など香港の老舗不動産企業も自社株買いを進めています。大富豪李嘉誠氏の傘下企業が数年前から北京や上海などの不動産を大挙して手放して「撤退」していることが日本でも取り上げられていますが、内陸の不動産市場はどうなっているのでしょうか。不動産のトップ企業は年が明けて昨年の販売実績を相次ぎ発表していますのでその一端を伺うことができました。

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香港市場底値か 大手買い戻しが加速

 香港ハンセン株価指数は昨年(21年)通年で14%下落し、主要市場の最下位で取引を終えました。内憂外患による下落に対してIT系や老舗不動産など下落幅の大きい会社は自社株の買戻しを加速しています。金融統計のWindによると、12月31日まで香港市場で191社の企業が合計382億4600万香港ドルの自社株の買い戻しを行ったといいます。香港株が底値になったことを意味するものでしょうか。

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