短期 中期 長期とは

香港市場は仲秋の名月で今日はお休みです。また本土市場は10月1日の国慶節(建国記念日)で1日から7日まで大型連休で休場となります。 

投資家としてどの業種のどの会社に、どれぐらいの期間で投資するかという選択に悩まされます。そのことを投資スタンスと表現されることもあります。好きな業種(身の回りで自分にとってわかりやすい業界、業種)に、とよく言われますが、しかしその業種は時代の流れに乗っているか、これがなかなか難しいこともまた事実です。

 


厦門港務国際での会社説明会(2015年09月11日) 

投資スタンスについては、個々人によりまったく違いますので一概に言えませんが、一つの銘柄に投資し、思惑に反して値下がりした場合、何としてでも同じ銘柄で挽回したいと固持(例えば、ナンピンを繰替え)される投資家が散見します。 

私のお会いする投資家の中で、買った株価の30分の1まで値下がりして8年間ほど我慢し、20倍まで株価が戻った段階で利益を手にした投資家がいました。そこまでの忍耐力と余裕資金、そしてその企業の底力を徹底的に調べることが出来なければ、到底できないことだと考えます。 

そこで本題の短期、中期、長期の投資をどのように決めればいいかという課題に直面しますが、ダイヤモンド・プリンセス号の航海中のセミナーで、次のように取り上げました。 

「損切」という考え方がありますが、これを「ミス切り」に切り替えて考えた方が分かりやすい。指値で買う場合が多いと考えますが、思惑に反して買った後値下がりした場合、買ったと言う行動は正しい判断に基づいたものかどうか、一回反省してみること、その行動はやはりミスだったと判断した場合、即そのミスを切る勇気が必要となります。したがって短期、中期、長期の判断基準の一つに次のことを実行することが大事です。 

短期の場合、利益があってもなくても迷わず売却する、中期の場合、利益が出たら即売却長期の場合、目標値に達しない限り売却しない。 

ポートフォリオでは様々な組み合わせがありますが、短期、中期、長期も考えてみることです。投資は様々な意味での試練と修行の連続です。自分の意志に勝てない人がルールを定めて投資する方が損を最小限に抑える法則ではないかと考えます。

 

 

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短期 中期 長期とは」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0PASS:中国株は企業の業績や将来性に関係なく、投機的価格で決まる。だから中国共産党が買い支える銘柄を物色する。嘘つきで見栄っ張りなワンパターン(王八蛋)中国人はせっせと体裁を保つためある程度下落するとマーケット終了30分前から介入をする。そこで欲張らず成り行きで売れば、十分に利益を得ることが出来る。銘柄は大凡決まっている。まさにワンパターン(王八蛋)。今は米国なので大きな動きはない。連休明けが楽しみだ。

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