ウォーレン・バフェット 中国株はBYDだけ

ウォーレン・バフェットが率いる世界最大の投資持ち株会社、「バークシャー・ハサウェイ」の年次株主総会が6日米ネブラスカ州オマハで開かれた。中国の投資家3000人含む世界中から駆け付けた計4万人が参加して開かれた総会で、中国への投資計画について聞かれた際、「BYDはバークシャー・ハサウェイが保有する唯一の中国株で、この投資はパートナーのチャーリー・マンガーが決めたものだ。われわれは中国でもチャンスを狙っている。しかしこのチャンスは十分大きいことが前提だ。アメリカでも同じ問題が抱えられているが、大きさには緻密な基準があるわけではない。(時価総額が)50億ドルなら割と面白いのだ」と述べた。

更に中国株式市場の変動についてコメントを求められると、「中国のマーケットは賭博場のような時がある。株式市場が百年も存続したマーケットと比べると、歴史がまだ浅い段階、人々が投機に走りやすく、アメリカもかつてはそうだった」。「マーケットにはカジノのような性質があることで多くの人が引き付けられた。株式市場で財を成した友人が周りにいるとなおさらだ。狂気を経験した人よりも、市場の試練を受けていない人がより投機に走りやすいのだ」と指摘したのを受け、チャーリー・マンガーは「中国株はアメリカ株より安い。中国株式市場は明るい未来がある。同時に成長の悩みも伴うだろう」と付け加えた。(テンセントファイナンスほか)

 

 

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