アリババのジャック・マーは25日「グリーンカンパニー」というビジネスフォーラムで講演し、「所得増に伴い、より多くの中国の消費者は世界中で良質の商品を探している、特にアメリカの製品だ」と述べた。
ジャック・マーは5億人近くの人がアリババ傘下のEコマースプラットホームでショッピングしている。米国の中小企業はそのプラットホームを利用すれば、「大企業同様、世界で成長することができる」と指摘した。
アリババは今年6月ミシガン州デトロイトで「Gateway`17」を開催し、全米各地の1000人以上の小規模企業の代表が集まってくることになっている。アリババはこれら企業の商品を中国の消費者に販売することを支援しようとしている。
このようなイベントでアリババは中国マーケットの成長に伴うチャンスをアピールするとともにこれら企業主にかれらの事業モデルやアイデアは真似されることがないことを説明しなければならない。なぜなら、昨年12月アリババはUSTRに「偽造品ブラックリスト」に再び掲載されたからだ。
アリババはUSTRの決定に「失望した」とコメントした。
ジャック・マーは大統領選に勝ったトランプ氏を私的に訪ね、今後5年間で100万人の雇用を創出することを約束していた。（CNBC）