ジョージ・ソロス中国悲観論 金融危機を先延ばしただけ

「中国政府は大規模な失業を受け入れられないから、製造業の従業員をサービス業に転向させようとしている。これにより金融危機の発生を引き延ばすことはできるが、しかし危機の規模を更に拡大させることになるだろう。サービス業は進歩しているが、製造業の穴埋めをするには遥かに及ばない」米著名投資家のジョージ・ソロスは先週、ニューヨークアジア協会(Asia Society)主催の「中国経済奇跡の終焉?」フォーラムで、中国経済の先行きに対して悲観的な見方を示した。「数年前の米国と同様、中国は信用の大幅な膨張を経験している。しかしこのような膨張は持続できるものではない。現在(膨張を)維持できているから、危機の発生は予想より遅くなっている」と指摘している。(第一財経日報)

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