トランプ氏 中国を為替操作国に指定しないと表明 元為替急騰

米トランプ大統領は現地時間の水曜日(12日)、WSJに対して米国は中国を「為替操作国」に指定しないことを表明した。

米財務省の報道官はその後WSJの報道を確認したと発表した。

「中国は為替操作国ではない」とWSJの取材に答えたトランプ氏。選挙期間中の発言を180度修正した。その理由について、過去数ヶ月の間、中国は人民元の為替を操作しなかったからだとしている。

今週末、米財務省は半期に一度の貿易パートナー国通貨為替に関する実務レポートを纏める予定。関係筋はロイター通信の取材に対して、このレポートは中国を為替操作国に認定できないだろうとの見通しを示した。

前回、アメリカは中国を為替操作国に指定したのは、1994年。 

トランプ氏の発言を受け、オフショア人民元対米ドルの為替は150bp急騰し、1ドル=6.8835元の元高となった。(テンセント証券ほか)

 

 

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