中国一株価の高い株 世界一時価総額の高い酒造メーカー

掲題の会社は蒸留酒の茅台酒(マオタイしゅ)を作る「貴州茅台」(600519・上海A株)。上海総合指が下落の中でも18日、株価は同社史上最高の400元を突破し、404.65元で取引を終えた。

一株当たり400元の株価は上海、深セン上場企業の中でも、同社が唯一(テンセントはA株には未上場)で、昨日(18日)の時価総額は5083億元、四大商業銀行と中国石油、中国石化に続く7位にランクインされた。

そして酒造メーカーとしてイギリスの洋酒メーカーディアジオ(DIAGEO)を上回り、世界一時価総額の高い酒造メーカーとなった。

同社2016年度本決算では、売上高は前年比18.99%増、純利益は7.84%増と発表し、一株当たり6.787元の配当を実施するという。

人気の高い茅台酒だけあっていまだ生産が需要に間に合わず、同社目標株価について最高で579元をはじき出すアナリスト(中金証券)も現れている。(総合)

 

 

 

中国経済News & topicsの最新記事