中国外貨準備高 691億ドル減 5ヶ月連続減少へ

中国外為管理局は7日、11月の外貨準備高を発表した。11月末までの外貨準備高は、前月比691億ドル減の3兆516億ドル、下げ幅は今年1月以来最大で5ヶ月連続の減少とな、2016年3月末以来低い水準だった。市場予想は3兆607億ドル、10月末は3兆2016億ドルだった。 外貨準備高の減少について、外為管理局は、米ドル高により、(外貨準備高に占める)その他通貨が安くなったこと、企業の海外買収が進んだこと、米国債が値下がりしたことなどを理由として挙げている。 米財務省が公表した11月の統計によると、中国が保有する米国債は1兆1600億ドルに達し、依然米国債最大の保有国であるという。(財新社ほか)

中国経済News & topicsの最新記事