中国民生銀行グループの中国民生投資股フェン有限公司の董文標会長は8日、今年から来年にかけて、100~150億米ドルの基金を香港で設立することを明らかにした。
北京で政治協商会議に出席中の董会長は、昨年米保険会社、Sirius International Insurance Group(SIG)を買収してから(投資)プラットホームが出来上がった。このプラットホームで海外の政府系ファンド、社会保障基金及び機関投資家と新たな投資基金を作り、海外の良い投資案件には、これら海外ファンドから直接投資を行う。外貨規制などの制限を受けなくても済むようになるとした上で、民間企業の「一帯一路」投資には、政府の支援が必要だと訴えた。(大公財経)