中国石化（シノペック・0386）は27日、3月末までの第1四半期の決算を発表し、純利益は昨年同期比157.9％増の172億元であることを明らかにした。
売上高は同40.6％増の5821億8500万元だった。
決算と同時に、持ち株会社の中国石化販売有限公司が独立して中国石化販売股フェン有限公司として海外での上場決議を董事会で議決されたことも発表された。
中国石化は国有企業で、混合所有制（国有と民間共同所有）の第一陣として2014年2月に販売会社の株式約30％を民間企業に譲渡すると発表し、2015年3月民間企業（投資家）25社に合計29.58％の株式を譲渡した。（中国証券報）