化石燃料車制限で新能源車爆売れ

上海や北京に続き、新規化石燃料車のナンバープレート規制が深センや広州にまで広がり、規制のない新能源車(新エネ車)が爆発的に売れていることが明らかになった。

9月までの第3四半期まで化石燃料車のナンバープレート規制は八つの都市まで拡大し、北京では抽選で、上海、広州などでは競売でナンバープレートが発行されている。

5月に規制が行われた深センと広州では、それまで毎月2000台未満の新能源車の販売は9月になって深センでは4753台、広州では3928台と倍以上売れていることが財新社の纏めで明らかになった。

新能源車購入の場合、ナンバープレートの規制がない上、中央財政から1台につき2万(約33万円)~4.4万元(約73万円)、地方政府からはその50%の補助金が支給されるため、規制都市で爆発的に売れている。

全国乗用車市場情報連合会が10月12日に発表したところによると、1~9月まで新能源車の販売は累計39万8000台で、前年同期比37.7%増で、その内乗用車は同同53.5%増の32万5000台だった。(財新社)

 

 

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