外貨準備高3兆ドル維持 6ヶ月連続減

中国人民銀行は7日、12月末までの中国の外貨準備高は410億8000万減少の3兆105億1700万米ドルであることを明らかにした。

外貨準備高は6ヶ月連続の減少となり、予想の3兆100億を若干上回り、11月の3兆516億ドルより1.3%減少した。2016年通年の減少額は3198億4400万ドルで、2011年3月以来の水準だった。

SDR換算の外貨準備高は、2兆2394億1500万SDRで、前月比147億SDRが減少したことになる。

外貨準備高の減少について、中央銀の報道官は、人民元為替レートを安定させることが主な原因だと認めつつ、米ドルに対するその他の通過の切下げと資産価格の変化も影響したと指摘した。

招商証券のアナリストは、減少した410億ドルの内、100億が為替レートの影響によるもので、300億ドルは企業と個人の(元売り)ドル買いによるものだと分析した。(WSJ)

 

 

 

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