大連 先物取引手数料引上げ 相場の過熱抑制へ

中国の3か所ある先物取引所の一つ、大連商品取引所は過熱気味の相場を抑えるための措置として、コークスと原料炭の売買手数料を28日から取引金額の0.036%から倍の0.072%へ引き上げることを発表した。この売買手数料は27日に、従来の0.018%から、倍の0.036%へ引き上げたばかり。さらに、29日からコークスと原料炭のストップ高とストップ安の値幅制限を従来の6%から7%へ引上げ、最低取引保証金を従来の5%から9%へ引き上げると発表した。中国では、株式市場の低迷で、投機資金はコモディティ市場に流れ、過熱相場になっているため、監督官庁は抑制に乗り出している。(WSJほか)

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