漢能薄膜発電(0566)は23日、傘下の100%子会社米Alta Devicesがドイツのアウディ(Audi)と太陽光電池技術に関する戦略的提携の覚書を結んだと発表した。
漢能薄膜発電は2015年5月、香港の証券監督委員会から取引停止の命令を受け、27カ月にわたって取引停止のままになっている。
今回の提携契約により、同社の投資活動の再開を示したものと専門家は指摘している。
同社発表によると、アウディとの提携は、サンルーフを覆う薄膜太陽光電池で自動車のエアコンとシート加熱用の電源を確保する技術で、これで走行距離の延長に役立てるという。
今年の年末までに初のモデル車を完成させる予定。(The Paper)