石炭価格の上昇で、第１四半期の石炭企業18社の業績が上がる反面、電力企業16社が赤字に転落し、19社が減益になることが明らかになった。
証券日報が東方財富Choiceの纏めとして伝えたところによると、電力企業38社中16社が赤字に転落、19社が減益、増益の電力企業は3社に留まった。赤字や減益の理由について多くの電力企業は、発電用石炭価格の大幅な上昇によるものとしている。
一方、A株上場の石炭企業18社が石炭価格の上昇で業績が前期比60％～80％と大幅に改善された。
統計によると、発電用環渤海5500カロリー石炭の価格は第1四半期平均593元／トン当たりで、前期比55.9％上昇したという。（証券日報）