MSCIはグローバル指数の中国株価指数の構成銘柄にスマホアプリ開発の美図公司（1357）を組み入れることを発表したが、１７日一転同社の指数組入れ見送りを発表した。
見送りの理由は明らかになっていないが、同社上場の期間が短く、IPO前の基幹投資家の株式売却禁止期間が続いているため、流通株の時価総額に計上できないため、流通株時価総額というMSCIの条件に満たしていないことが原因だと分析されている。
MSCIの発表で、美図の株価は本日急落した。
これに対して、同社はMSCIと個別に接触したことはなく、（組入れか否かは）MSCI社内の判断でこれについてコメントはしない。当社は本業の発展に専念し、マーケットに認められるよう、企業の長期的価値を作って参りたいとのコメントを発表した。
MSCI（Morgan Stanley Capital International）指数はモルガンスタンレーが算出、公表する世界株式市場の指数のことで、指数の構成銘柄を四半期ごとに組替えを発表している。（総合）