通貨基金の７日間平均利回りは4.33％で、「嘉実通貨Ｂ」（ファンド名）は10.226％にも達したことが専門サイト同花順の統計で明らかになった。
「６月末まで通貨基金の残高は５兆1100億元で、昨年末の４兆3200億元より7832億元も純増し、伸び率にして18.09％も増えたことになる」（天相投資顧問）。
一方、「融360」の統計によると、北京周辺の銀行金利に関して、普通預金では、天津銀行の0.42％、１年もの定期預金では、包商銀行の2.05％が最高で、通貨基金の４％超の金利にははるかに及ばない水準であることがわかった。
急増する通貨基金に対抗すべく、各銀行が基準金利から最高45％まで金利を引き上げていることが明らかになった。
広州銀行は最大の45％、平安銀行は50万元以上の大口預金に対して最大42％引上げていることを発表した。（21世紀報道）