米利上げと人民元安の影響で、12月の香港の人民元預金は前月比12.9%減の5467億700万元で、単月の下げ幅として過去最高となることが分かった。
FX168財経が関係者の取材で明らかにしたもので、香港の元預金最高額が2014年12月の1兆35億6000万元だったのに対して45.5%のマイナスとなる。
香港金融管理局は元の為替レートの下げで元資産配分の意欲が下がり、第4四半期の米の利上げと大統領選でオフショア人民元(対米ドル)の為替は4%も切り下がり、それが12月の元預金残高に繋がった。短期的にはこの傾向が続くだろうと指摘した。(総合)