EY報告 2016年世界IPO件数16%減

世界4大会計士事務所の一つであるErnst & Young(EY)は、12日北京で「2016年第4四半期世界IPOリサーチ報告」を発表し、2016年世界のIPO件数は、政治経済の不安定を受け企業や投資家の心理を反映して16%減少の1055件、調達資金は33%減の1325億米ドルであることを明らかにした。調達金額が10億米ドルを超えるIPOは2016年の35件から21件まで下がったという。 中国内陸の企業IPOについて、同報告は上海深セン領取引所には、225社が新規IPOを行い、調達資金は227億米ドル。昨年比でIPO件数は3%増、調達資金は4%減だったという。香港市場の最大のIPOは9月に上場した中国郵貯銀行で、調達資金は76億米ドル。通年の香港市場の調達金額は世界市場の19%を占めているという。(経済参考報)

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