Hibor 8.1617%まで高騰 2か月ぶり高い水準

香港銀行間貸出金利(Hibor)は14日、2ヶ月ぶり高い8.1617%(翌日物)になったことが分かった。Hibor一週間物も10%を突破し、人民元の空売りを狙うヘッジファンドのコスト増が避けられない状況になった。人民銀行と香港金融管理局は元の流動性緩和に特に対策を取っていないことからも、休みを控えたヘッジファンドの元の空売りを(コスト増により)抑制する狙いがあるものと見られる。10月1日から人民元はSDRの構成通貨に組み入れられ、人民銀は元安を容認するのではないかと見られ、市場でヘッジファンドによる元売り機運が高まっていた。今年1月も元対米ドルの為替は元安で、ヘッジファンドによる売りが加速し、12日Hibor翌日物は一時66.8%の史上最高水準になった。   (総合)

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