HSBC 中国系企業がアセアン進出し、人民元使用拡大

国際銀行間金融通信協会(SWIFT)はこのほど人民元に関するレポートを発表し、6月、世界1900社の金融機関が人民元取引に参加したが、取引高の49.4%が香港で行われていることを明らかにした。

これについて香港上海銀行のグローバルアセットマネジメントアジア部門マネージャーの張捷は「一帯一路」による貿易投資の成長は人民元のグローバル貿易、融資、投資通貨になるプロセスを早めるだろうとした上で、今後10年間「一帯一路」沿線国家と地域の貿易総額は2兆5000億ドルを超え、アセアンの経済を促進し、インフラ建設の不足を補うだろう。現在300社以上の中国系企業がアセアン8カ国の26の経済協力区に進出し、投資総額は17億7000万米ドルに達した。投資額は更に増える見込みで、また投資も融資も人民元を使うことができると人民元の使用拡大が期待できるとの見方を示した。(AASTOCKS)

 

 

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