IEA 長期展望見直し?中印電気自動車加速

国際エネルギー機関(IEA)は12日、電気自動車の使用と石油需要に関する長期予想の見直しを進めることになった。インドと中国は電気自動車やその他ガソリン以外の代替エネルギーカーに有利な政策を相次ぎ提出しているのが見直しの理由だという。

ロイター通信が12日伝えた。

IEAは昨年11月、2040年まで自動車の石油需要はずっと上昇する傾向だという世界エネルギー長期展望2016(「World Energy Outlook 2016」)を発表した。 

しかし中国は今年4月自動車産業中長期発展計画を発表し、2020年までにニューエナジーカーの生産と販売を200万台に、2025年までに自動車販売台数3500万台の20%以上まで引き上げることを明確にした。

一方、インド政府のシンクタンクが最近まとめたレポートで2032年までに自動車を全面的に電気化する提案をインド政府に進言しているという。

世界で最も成長する二大マーケットが石油に対する依存を軽減する政策提言がなされ、IEAはその長期展望を見直す必要があるとの考えを示した。(新浪財経ほか)

 

 

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