夜明け前の暗闇か――保利協鑫能源

 「増収減益」、工業化に向かうプロセスで中国企業が直面するマクロ的問題であると同時にミクロの問題でもありました。鉄鋼や石炭、アルミ、セメント、板ガラスなど不動産や自動車の好調とともに高度成長の駆け出しの頃から膨れ上がる需要が数年も経たないうちに悉く生産過剰になり、多くの製造業が増収減益に苛まれるようになったのです。

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