「株価下落でも明るいニュースが」

 「12月は当社株価が下がったのだが、明るいニュースもある。12月初めに、当社傘下『新諾威』の深圳創業版上場(IPO)申請が証券監督管理委員会から承認されたのだ」と12月18日、当社視察団を前にして孫副総裁が説明会の終わり際に、このように披露してくれました。同社は原料薬からスタートした会社で、ビタミンCの市場シェアは国内30%、カフェインのシェアは49%というこれまた大手にふさわしいメーカーなのです。

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自他ともに認める高成長の「石薬集団」

 「高い株ほどよく上がる」株として、石薬集団(1093)を取り上げたのは2017年4月。前の年の6月同社を訪問した時には株価が6HKD前後でしたが、昨年6月には同社上場後最高値の26HKDを記録し、2017年4月時点の株価、約11HKDをさらに倍以上高騰したのです。薬価抑制政策で製薬メーカーの株価が全面安の中でも、12月当社視察団を出迎えてくれた高級会計士の孫聚民副総裁は、董事会の最新ガイダンスとして楽観的な見通しを示してくれました。

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中国人投資家はこう見る

 今日は中華圏旧正月(春節)の大みそか(除夜)に当たる日。A株は終日、H株は午後から休場で明日からの新年に備えることにしています。本日夕方6時半から東京のシンボルとされる東京タワーが史上初めて春節を祝うライトアップイベントが行われ、安倍首相も本日祝賀のビデオメッセージを送ると言います。このライトアップイベントは、シドニー・オペラハウスやドバイのブルジュ・ハリファ、パリのエッフェル塔などで行われたことがあり、4日と5日の二日間ニューヨークのエンパイアステートビルの頂上で同ビル一階の今年の干支のウィンドーショーに合わせ、赤、青、黄の三色灯を飾ると伝えられています。東京タワーのライトアップに「関係改善を実感」や「チャイナマネーの力」といった評論は目立つが、中国経済の成長を否定するコメントは見られませんでした。
    新年に当たって米中貿易摩擦や構造転換の真っ只中という背景の下で、投資するならどの業界のどの企業にするか多くの投資家の関心事です。
    中国人投資家が選ぶトップ10の銘柄をピックアップしました。

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新薬は2020年から順次--四環医薬

 製薬会社の株価は「薬価抑制」政策で昨年末から暴落に近い勢いで下がっていました。しかしここに来て反転攻勢の気配を見せ、四環医薬も年初から20%以上上昇しています。その勢いに「便乗」して車会長ら役員による自社株の買戻し(1月11日から三日連続、一株当たり1.5451HKDで740万8000株)も株価の反騰に一役買っているようです。

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