次なる深圳を目指す珠海・横琴新区

 第25回京華投資視察団が3泊4日の日程を終え、20日に帰国しました。訪問や視察の予定をすべて終了し、昨年10月に開通したばかりの世界最長の香港・珠海・澳門海上大橋(全長55キロ)を通っていざ香港空港に到着したら上空は薄黒い雲に覆われ、暴風雨が空港機能を瞬時に麻痺させてしまい、ディレーで待つこと約3時間、飛び立ったのは20時で羽田空港到着は深夜1時30分と、視察の最後にアクシデントがついてきたのです。「視察よりもアクシデントの方が旅の思い出になる」と視察団の語り草に参加者の皆様も一笑に付したのです。

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 視察の旅に スタートアップ企業も

 第25回京華投資視察団は本日出発しました。今回は香港経由、深圳、珠海、マカオの3都市を訪問し、上場企業のほか、ビッグベイエリア関連で珠海の中の特別エリア、横琴新区の自由貿易区も訪ね、さらにマカオでスタートアップ企業を訪問し、ビッグベイエリアイニシアティブと投資のチャンスをキャッチしたいというのが目的です。マカオと言えばカジノ!もう言わずと知れたことですが、この「常識」を覆すかもしれないイノベーション企業がマカオにあるんです。

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漢方の権威であると共に西洋医学も

 広州医薬集団(上場会社名は「白雲山・0874」)の来日は同社ブランドの缶飲料、「王老吉」のプロモーションと涼茶博物館の設立計画をアピールするためのものでした。「王老吉」の商標登録・使用に関して長年紛糾が起きていましたが、一昨年、裁判の結果同社に権利があることが認められたのです。ところで、広州医薬集団には、何も「王老吉」だけではありません。漢方をはじめ西洋医学、ヘルスケア,健康など医学全般を網羅する薬品を生産、製造しています。バイアグラの中国版、中国初のライセンス取得済みジェネリック薬品の「金戈(ジンゲェ)」は同社産なのです。

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