株主に一縷の望み 漢能薄膜

 中国(香港)株式市場で株式の私有化(TOB/公開買い付け)が近年増えるようになっています。2012年にアリババ(1688)がTOB方式で香港市場での上場を廃止したことが記憶に新しいのですが、2017年、羅欣薬業も同じくTOB方式で株式の非公開化を株主総会で採択し同年6月に上場廃止したのです。2015年2月から取引停止になっていた水力や太陽光発電の漢能薄膜発電(0566)もついに非公開化を選択しました。

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ

大手投資銀行も注目の平安健康医療科技

 オンラインヘルスケアでは、アリババ傘下の阿里健康(0241)を取り上げていますが、昨年9月14日のこのコラムで平安保険傘下の平安健康医療科技(1833)を詳しく紹介しています。昨年5月に上場したばかりの会社で、公募価格は54.00香港ドルに対して、最高で57香港ドルまで買われていますが、現在は33香港ドル台で推移しています。押し目買いのチャンスなのでしょうか。

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ

オンラインヘルスケアで注目の2社

 「石の上にも3年 阿里健康黒字転換」コラムを書いたのは昨年(2018年)の6月4日。読んでいない方や記憶の薄い方はぜひ読み直してほしいと思います。きょうこの銘柄を取り上げたからと言って、あすにでもこの銘柄に投資しようと言っているわけではありません。長いスパンで投資される際、いかに投資のタイミングをキャッチするかが大事な要素なのです。

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ

わかりやすいビジネスモデル 証券株

 香港と言えば、金融サービス。投資、保険、相続などニーズさえあれば対応する窓口が必ずと言っていいほど香港にはあります。産業としても海運に次ぐ2番目に大きい産業です。しかし投資家目線で見ると、香港証券取引所やHSBCほか数社の外資系金融機関のほか、株価的にはあまり評価されていない実態があります。何故なのでしょうか。

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ