香港市場は依然不動産牽引?利確銘柄も

 今年もはや下期に突入しました。市場は米中通商交渉に翻弄されながら上げ下げを繰り返してきています。上半期の実績を振り返ると、大型株指数では、火鍋レストランチェーンの海底撈(6862)が90%以上、中型では、スポーツウエア大手の李寧(2331)が約120%、小型では、亜洲水泥(0743)が約130%と大きく上昇していますが、上昇率ランキングを見ますと、不動産関連株が上位にランクインされているのを見ると、市場はやはり不動産関連株に牽引されているのかと思えてなりません。

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企業の宣伝となった空売りレポート 波司登国際

 中国ダウン衣料大手の波司登(3998)の株価は3日午前10時50分現在、前日比2.85%高の2.53HKDまで買われ、取引時間中に最高で2.58HKDまで上昇し、2010年12月以来、約8年振りの高値を更新した。同社は先月24日、米系リサーチ機関のBonitas Researchから空売りレポートを出され、株価が一時急落しましたが、同社は時事無根として反論し、そして予定通り、26日に、3月31日までの2018年度の決算報告を発表しました。

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MITがお墨付きの平安保険

 世界中が注目のG20、大阪サミットが「円満に」終了し、米中貿易摩擦はさらなるエスカレートはひとまず回避されました。市場に安ど感が広まり、買い安心感のある銘柄を中心に暫く買いが集中すると思われます。そのような中でどのような銘柄を選定するか、迷われる投資家も多いと思います。今日は市場と全く関係のないところで、企業のイノベーションや成長性についてテクノロジーの権威機関、MITからお墨付きのある銘柄をご紹介します。中国平安保険です。

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