中国株上場廃止? 貿易交渉の切り札?

 先週金曜日(9月27日)、ダウ平均など米主要株価指数が軒並み下落しました。米上場のアリババや京東、百度など中国概念株(チャイナコンセプトストック)も大きく値を下げています。トランプ政権が米市場に上場する中国株の廃止を検討しているとの報道を受け市場に米中貿易交渉の先行きに対する懸念が再燃された形となっています。上場する外国企業銘柄を強制的に廃止することができるかどうか、日本では取り上げられていないが、ナスダックも早速コメントを発表しています。

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自動車株は安い?政策的影響も

 自動車セクターと言っても、製造と販売があります。製造メーカーが知名度があることもあって割とたくさん取り上げられていますが、販社でも上半期に40%増の会社があります。自動車株が全般的に安い時に、トヨタ自動車は今年6月、BYDと提携したのに続き、今月26日、広州汽車とも「戦略的協力の枠組に関する協議」を締結したことが明らかになっています。トヨタが中国市場に秋波を送るのは市場低迷の際の提携でより良い条件が引き出されるのでは、との見方も出ています。

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自動車株 BYD一人勝ち?

 中国の自動車市場は2018年に続き、今年上半期も前年対比販売台数の減少が続いています。それに伴い、自動車関連株の低迷も目立っています。昨年の年初から見ると、自動車セクター全体の下落率はすでに40%を超えていますが、しかし、そうした中でも利益倍増の会社があります。電気自動車で知られるBYD(1211)です。

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連日高値更新の「波司登国際」

 中国ダウン衣料大手の波司登(3998)の株価は連日高値を更新しています。このコラムで「噂に翻弄されるが、実績はモノを言う」、「企業の宣伝となった空売りレポート」で同社を取り上げ、「中国経済NEWS&TOPICS」でも決算短信を速報しています。今月に入り、同社株価の追い風となる動きも相次ぎ、株価も連日高値を更新しています。

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