火鍋2雄に第3者が参入 海底撈、呷哺呷哺の運命は

 株式市場で消費関連の株価が堅調に推移している銘柄にデリバリーの美団点評(3690)のほか、火鍋チェーンの海底撈(Haidilao)国際(6862)も注目されています。2社とも、ここ最近史上最高値を更新し、さらに上昇の勢いを続けています。火鍋チェーンの会社に海底撈より先に上場した呷哺呷哺(0520)もありますが、ここに来てアリババ傘下、ニューリテールの代表格である「盒馬鮮生(Hema Fresh)」(実店舗とECを融合した次世代スーパー)も参入すると表明したのです。火鍋チェーンもいよいよ戦国時代に突入します。

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同じデリバリーでも なぜ美団なのか

 美団点評の株価は今年1月の41HKDから現在の90HKD台まで市場全体が低迷している中でも、実に倍以上上昇しています。公募価格69HKDから40HKD台まで落ちていましたので、そのビジネスモデルに対して懐疑的に見られたことは否めないと考えます。しかしその後は多少の上げ下げがあっても、大きく上昇した理由は何だったのでしょうか。

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激戦の結果 デリバリー業界で残り2社に

 美団点評を「ただの出前サービスじゃない?」と思ったら大違い!中国インターネット関連企業で時価総額では、アリババの約4300億ドル、テンセントの約4000億ドルに続き、美団点評はまだ5130億香港ドル(約680億ドル)ですが、堂々の第3位に躍進しています。BATの一角である百度(バイドゥ)は353億ドルで、京東の420億、拼多多(ピンドゥオドゥオ)の368億ドルにつづき、6位に後退しています。出前サービスだけでは、時価総額3位にランクインできるとは到底思えません。どんな秘密があるのでしょうか。

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「あらゆるものをデリバリーする」時代へ  美団点評 

 第26回京華投資視察団は来月の11日(日)から16日(土)まで、日経新聞傘下のNBSとの共催で行います。「百聞は一見に如かず」と良く言われますが、例えば、ITという言葉は「情報技術」と訳されていますが、「情報と人間」を繫ぐことにおいて、人間に大いに役立てていますが、しかし「人間とサービス」を繫ぐ意味では、日本はだいぶ遅れているように感じます。中国での実用が日本を一歩リードしていることの差を実際に見ることが投資視察団の目的の一つです。例えば、ITのお陰で「あらゆるものをデリバリーする」時代にすでに入っていることがその一例です。(視察団の現地集合解散も受け付けていますので検討中の方は声をお掛けください)

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