国家プロジェクトに昇格 先行の衆安保険

 中国では5G(次世代通信規格)商用化サービスの予定を2020年から2019年に繰り上げて11月1日から正式に開始しました。「国家戦略的」という見方もありますが、ブロックチェーンについても同様に国家プロジェクトとして始動する様相が出てきています。習氏発言の後、政府高官やメディア、アナリストなど関連のコメントやレポートが相次ぐ中、株式市場で関連銘柄が物色され、香港市場では衆安保険が注目の的となりました。

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ブロックチェーンが次の台風の目になる?

 10月の勉強会で「衆安在線保険」(衆安保険・6060)について多くの時間を取ってご紹介しました。IT系3馬(アリババの馬雲、テンセントの馬化騰、中国平安の馬明哲の3人の頭文字)が共同出資して設立された会社だけあって常に投資家の注目を集めていました。勉強会で紹介した時点(10月10日)で株価は18HKD台でしたが、10月30日には28HKD台まで買われています。約2週間で株価が50%も上昇したのには訳があったのです。

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5Gの流れに乗って 中興通訊

 中国の5G(次世代通信規格)商用化サービスがついにスタートしました。31日北京で開かれた「2019中国国際情報通信展覧会」に、中国工業情報化省陳肇雄次官と中国移動(チャイナモバイル)、中国聯通(チャイナユニコム)、中国電信(チャイナテレコム)の通信3大キャリアのトップが揃って参加し、5G商用化の始動セレモニーで、11月1日から5Gサービスを開始すると発表したのです。株式市場で5G関連銘柄として中興通訊(ZTE・0763)が買われて最高で5%近く上昇しました。昨年の4月、米商務省からの制裁を受け、25HKD台だった株価が11HKD台まで売られ、会社の存続が危ぶまれましたが、見事の復活となりました。

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