IPOの中から良質の株を

 昨日(16日)は都内にて2020年初の勉強会を開催しました。大勢の方が遠方よりお越しくださいまして誠にありがとうございました。株式市場は年初からブラックスワンが頻出し、乱高下を繰り返していますが、米中の対立が第一段階の合意により市場にポジティブなシグナルが送られ、主要市場共に上昇傾向に転じています。中国株式市場は年初から新規株式公開(IPO)が相次ぎ、経済に依然活力に満ちていることが示唆されています。15,16の二日間だけで、内陸と香港市場のIPOの数は10社も超え、応募倍率が100倍を超える銘柄も続出しています。勉強会ではそのIPO銘柄も取り上げています。

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IPで勝負する閲文集団

 株価が上昇途中の閲文集団(0772)は同社公開前から大株主だった米カーライル・グループ(The Carlyle Group)の売りで14日、10%以上急落しました。同社株価は昨年8月から以降今月10日まで86%も上昇し、その内、今年に入ってから7営業日で25%も急騰したので、利確が出来てもおかしくない状況にあります。同社は今月3日、今年3月27日(火)に董事会(取締役会)を開き、2019年12月31日までの決算報告を採択し、期末配当の有無についても決定すると発表しました。同社ビジネスモデルは持続するものでしょうか。

閲文集団のキャラクターと記念写真     閲文集団受付フロント

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リバウンドもチャンス 閲文集団

 当社視察団の訪問先は必ずテーマがあってこれを選定しています。10月の勉強会でも取り上げ、そして11月、日経NBSと共同で開催した視察団でも訪問した衆安保険はニューエコノミーの代表格として上場後大きく「化けた」後、公募価格より50%以上も下落したタイミングだったのです。18香港ドル台だった株価はその後33香港ドル台まで値を戻しています。同じ理由で11月に訪問した閲文集団も20香港ドル台後半から本日は41香港ドルまでリバウンドしています。

閲文集団投資家担当マネージャーのAde XU   閲文集団社内の風景(一部)

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