新型肺炎 非常事態でも強いIT業界の巨頭

 中国では国を挙げて新型コロナウイルス感染の拡大防止に取り掛かっています。終息のめどがまだ立っていない現在、実体経済への影響はどうなるんだろうかと早くも懸念する声が出ています。経済専門の「財新網」が5日発表した1月の中国サービス業購買担当者景気指数(PMI)は、前月より0.7ポイント低い51.8で、2019年11月以降で最も低い水準となったことが明らかになりました。これに先立って発表された1月の製造業PMIは、前月より0.4ポイント低い51.1だったので、1月の総合PMIは4カ月ぶり低水準の51.9となったのです。1月は春節(旧正月)という季節的要因があって低い水準でも納得はできますが、2月は新型肺炎の影響で一部の産業以外、工場の稼働は2月の9日まで延期されていますので、PMIは散々たるものだろうと簡単に推測できます。しかし、こうした中でも株価が堅調に推移している会社があります。

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