インターネットの老舗 ネットイース香港上場へ

 米中対立が深まる中、5月23日、米商務省は新たに33社の中国企業を「エンティティリスト」に指定したことが明らかになりました。ハイテク系企業が中心なのですが、「網易考拉(ネットイースコアラ)」の名前もがリストアップされているのに引っかかって、ゲームやECの企業が何故エンティティリストにと、同社マネージャーで20年以上も大学の後輩に確認したら、「うちではなくただの翻訳間違いだ」との返事。同社創業者でCEOの丁磊氏も個人のウェイボーで「当社の英文名はKaolaであってCloudmindsでもNetPosaでもない。安心してKaolaでショッピングしてください」と自ら訂正したのです。一部媒体が記事を急ぐあまりリストにある「NetPosa and the subsidiary」の中国語名を「網易考拉」と誤訳したのがそもそもの始まりだったのです。
 アリババが創業した翌年の2000年に米に上場した網易はいよいよ今月香港市場に回帰(2次上場)することになります。

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