「夢よ、もう一度」は夢ではない 

 株主総会や配当の季節になりました。このコラムで高配当銘柄として臨時の高配当銘柄として数社取り上げたことがあります。石炭最大手の神華能源(1088)のように18%もの配当出しながら、株価は半年も立たないうちに権利落ち前の水準に戻った銘柄もあれば、高級時計やアクセサリーの亨得利(3389)のように40%も配当を実施したが、株価は未だに権利落ち後の水準に止まった会社もあります。しかし株式の無償付与(無償増資)を繰り返しながら成長に伴って株価が倍増する会社もあります。「夢よ、もう一度」は決して夢ではありません。

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京東orアリババ 構造転換急ぐ

 京東(9618)の香港2次(重複)上場の公募価格が226HDに決まりました。上限の236HKDより10HKDが安く、米上場のADRに換算すると、58.32ドルに相当し、前日のナスダック市場の株価60.7ドルと比べて4%ほど安い価格となったのです。香港経済日報の集計で応募者数は39万7千人にもなり、応募倍率は一気に180倍を超えたと言います。
 では、同じく米と香港で同時上場の同じ業種とされるアリババと比較してどこがどう違うのでしょうか。

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テンセントが筆頭株主の「京東」

 京東の「香港回帰」の抽選受付の締め切りは11日までとなります。同じく「香港回帰」組の網易(ネットイース)の株価は上場初日の11日、公募価格123HKDに対して8.13%高の133HKDで取引がスタートしましたので、回帰株に対する投資家の期待の高さが伺えます。ところが公募初日の応募倍率こそアリババを超えたものの、10日現在の京東の応募倍率は36倍強で、期待していたほど高くないのには理由(わけ)があったのです。

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