ビジネスの中心はビッグベイエリア

 「卓越商企」の過去3年間の売上高や純利益、商業不動産の割合、管理不動産の面積、親会社との関連取引など同社目論見書の数字を見てきました。上がるものもあれば、下がるものもある目を見張るべき数字が並べられています。特に親会社との取引が収益の50%以上も続けるとなると、「インサイダー」なのではと、つい疑いの目が向けられがちです。幸いにして同社は2022年の年末までにこの割合を35%以内に抑える目標を打ち出しています。残り65%を自力で市場を開拓しなければならないことになります。この際、会社のバックグラウンドが役に立つことが多いと考えられます。

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