直通車出来高463億香港ドル 単日として史上最高

 香港ハンセン指数は1月20日の高値(29000)からすでに30%以上も下落しているにも関わらず、3月19日ストックコネクト(直通車)経由の香港株の出来高は単日として史上最高の463億4200万香港ドルを記録しました。このコラムで取り上げた「美団点評」(3690)は、20日、前日の下げから一転16.02%高まで買われ、人気ぶりが改めて示されました。シャオミ(1810)も2月のスマホ出荷台数が華為(ファーウェイ)を逆転したことが材料となって前日の下げから6.61%を反騰し、10香港ドル台を一日で回復したのです。

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「女房を質に入れても・・・」

 日銀の黒田総裁は現在の世界経済の状況について「リーマン・ショックとは違う」との認識を示しましたが、米連邦準備理事会(FRB)が今月17~18日に予定していた定例の連邦公開市場委員会(FOMC)を2日間前倒して開催し、緊急の利下げを決定するとともに、リーマン・ショック時の6000億ドル(第一回目)を上回る7000億ドルの量的緩和(QE)を実施すると発表したことを投資家として認識したいところです。引き金は何にしろ、FRBはリーマン・ショックを上回る危機が迫っていることを我々よりも先に認識し、当時よりさらに強力な刺激策を取ったことになったのだと見ていいと考えます。

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コロナで見直しされるモビリティ 美団点評

  アメリカが非常事態宣言、フランスが「生活に必須とは言えない店舗」の営業停止を発表しました。そして長期化を予想しているかのように、例年5月初めに開かれる著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイの年次株主総会を約2カ月後に控えた3月13日、同社公式サイトで緊急のお知らせとして、今年の株主総会は予定通り5月2日に開催されるが、会場はオマハではなくオンラインになると告知したのです。バフェット氏自身も総会を楽しみにしていたが、非常に残念がっていたとしています。コロナウイルス感染の影響は短期間で終息するものではないことは推測されます。人の集まりがクラスター感染の原因のようで、飛行機や満員電車など感染しやすいところだと敬遠される傾向です。そうした中でシェアリング自転車が再び注目されてきています。

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