同じオンライン診療でもそれぞれ特色が

「徐さんの中国株」の検索ランキングで投資家の関心と株価の動きが凡そ分かってきます。ここ数日、四環医薬(0460)と中国稀土(チャイナレアアース・0769)の検索がいきなりトップに躍り出たので株価チャートをリアルタイムでチェックしなくても動きがあったことが伝わってきます。しかし本来なら株価が大きく動く前にコラムを読んで備えるのが順番ではないかと思いますが、例えば、昨年10月時点で「四環医薬 底値か」と同社の動きをコラムに纏めました。最近の株価の急騰はその動きの結果だと考えるのが妥当ではないかと考えます。
 さて、オンライン診療の銘柄を取り上げていますが、同業界ではすでに「阿里健康」(0241)と「平安好医生(平安健康医療科技)」(1833)が上場し、「京東健康」(6618)を加えて業界3強が出そろったことになります。阿里健康と平安健康医療科技の株価はこのコラムで取り上げた時点からすでに何倍も上昇していますが、京東健康の見通しは?

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コロナ禍でユーザー数を伸ばす会社

 コロナ禍で多くの業界が打撃を受けていますが、これを逆手に取ってユーザー(顧客)数を前年の数倍も増やした会社があります。昨年末に株式を新規公開し、上場後株価もグイグイと上昇し、見る見るうちに2倍以上急騰した京東健康(JDヘルス・インターナショナル)です。

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シャオミが米国の脅威になった?

 今年初のコラム「夢があって、リスクが少ない銘柄の発掘を」(1月4日付)の中で、シャオミ株価堅調の外部要因の一つとして「米政府は中国のテック企業の制裁を相次ぎ発表したが、同社は含まれていない」を上げましたが、それから2週間も経たない15日(現地時間14日)、トランプ政権(国防総省)は同社を含む9社を軍関連企業として米国の新たな投資禁止措置の対象に指定すると発表しました。シャオミの株価は同日10%以上急落しました。

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大相場に備えて

 日経平均は30年振りの高値。上海A株(指数)は今月12日、5年振りに3600ポイント台に乗せました。上海、深圳両市場の出来高は連日1兆元、香港市場は2千億香港ドルを超える商いで2015年の暴落前の中国株式市場を彷彿させられる大相場が続いています。
 大相場で何に注目すべきで、また何に気を付けるべきか、例年お正月休み明け翌週の木曜日に中国勉強会を開催し、その年の見通しを述べさせてもらいましたが、昨年は1月16日の開催以降、「密」を避ける意味で開催を見送っていますが、幸い「徐さんの中国株」という窓口があって「喋る」ことに不自由はなかったです。

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