中国版YouTubeを目指すビリビリ 香港セカンド上場へ

 中国概念株(米市場上場の中国株)の香港市場への回帰は特に今年の流れとして注目されます。このコラムで取り上げた汽車之家(2518)のほか、百度(バイドゥ・9888)は23日に香港メインボードに上場し、そして今月末に中国版YouTubeと言われる「嗶哩嗶哩(ビリビリ)」が香港で株式を公開する予定となっています。

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ

平安ファミリーの汽車之家

 今年初の中国概念株(チャイナコンセプトストック)として3月15日香港市場にセカンド(重複)上場した汽車之家(2518)。初日は発行価格より2.1%高、その後も前日比高い価格で取引され、上場後5営業日(19日まで)で約10%高と順調な滑り出しを続けています。

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ

情報を制する者がマーケットを制す

 中国の2020年末までの自動車保有台数は2億8100万台。中国の総人口を14億人で割ると、自動車の保有台数は5人に1台となることが、管轄の公安部交通管理局の最新統計で明らかになっています。中国の自動車販売台数は2017年の2887万台をピークに下がっているとは言え、2020年は2531万台で引続き世界一をキープしています。その中で、百度(バイドゥ)はAIを活用した自動運転技術を持って香港市場への回帰を進めていますが、百度に一歩先駆けて自動車情報サービスの会社が香港市場でのセカンド上場を叶えています。

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ