ICVが台風の目に

 株式市場では、新エネルギー車(NEV)の人気が高いままです。テスラの株価が1年ほどで10倍まで急騰し、時価総額も世界の主要自動車メーカーを足しても余りが出るくらい膨らんでいます。一方、中国の新興NEVメーカー、NY上場の上海蔚来汽車(NIO)の株価も竜巻(台風の目)に乗ったように、昨年1月の4ドル台から今年1月の62ドル(現在40ドル台)まで高騰しました。脱炭素化社会の実現と急速なEVへの移行について、日本自動車工業会会長で、トヨタ自動車の豊田社長はこのほどの記者会見で重大な懸念を示していることに対して・・・

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