投資銀行もついに注目 ネット保険会社

 ソフトバンクグループ(SBG)の21年3月期連結決算(国際会計基準)での最終利益が4兆円台後半になる見通しであることが報じられました。「投資会社だ」と一部酷評の声もあるが、投資家目線では羨ましいことに変わりはない。ネット企業が必要なノウハウを手にいれるため、様々な業種を買収するプロセスで自身が大きくなるとともに投資が膨らみ、「投資会社化」してしまうのもある意味仕方のないことです。テンセントやアリババ、シャオミ、美団など中国IT系企業も然りです。ソフトバンクのアリババへの投資が成功例として語られているが、今日はソフトバンクが投資したもう一社の中国企業をご紹介します。

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二度の新型肺炎を乗り越え 上場実現

 「2003年SARSが流行し、絶体絶命に直面したが、本業を堅守し、ナスダックでの上場を果たした。2021年コロナが世界的にまん延している中、初心を忘れず、香港でのセカンド上場を果たした」。19日に上場したオンライン旅行サイト、携程旅行網(トリップドットコムグループ)創業者の梁建章会長はIPOセレモニー後の会見でこのように述懐しました。18年間、複数回の危機を乗り越えた再上場の原動力は初心に立ち返ることだったのです。

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観光リバウンド需要も期待 トリップドットコム本日公開

 3月15日のコラムで、「NEVからAIへ 百度がセカンド上場へ」を取り上げたが、その百度(9888)が筆頭株主を務める携程旅行網(トリップ・ドットコム・グループ/9961)が本日(19日)、香港市場で株式を公開しました。初値は発行価格(268HKDで)より4.85%高の281HKD、好調な滑り出しを見せています。

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BYD好調 NEVブームが追い風

 Yahoonニュース(13日付)のトップに「佐川急便が宅配特化の軽、7200台をEVに順次置き換えへ…中国産で排出CO2を1割削減」の記事で、ついに来たのかと驚かされた方が多いのはと思われます。佐川急便仕様で開発され、中国メーカーに生産を委託する形でしょうが、新エネルギー車(NEV)で中国が一歩先に進んでいることはほぼ間違いありません。

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