成長の第2ステージへ 中軟国際

 今月2日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が自社開発した「鴻蒙OS(HarmonyOS)」を搭載した初のタブレット端末を披露しました。2019年8月、同社が独自のオペレーションシステム(OS)を開発すると宣言してから1年と10カ月。ロイターや日経などもこれを速報し、アップルのiOS、グーグルのAndroid以外の「第3のOS」と指摘する声も見られました。トランプ政権下の米商務省がファーウェイをエンティティ―・リストに指定したことで、ファーウェイの端末に使用されたグーグルOSのアップグレードバージョンが入手できなくなり、止む無く独自開発に踏み切ったと見られます。独自OSの発表で大規模な商用化の段階に入ったことを意味するもので、海外メディアの関心もわかります。この「鴻蒙OS」の開発に最初から参画した会社があります。

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ダウンジャケットに注力の波司登 伊藤忠が支援

 このコラムで「ソニーが応援する動画配信会社」を書いたのは20年の4月27日。その動画配信会社は嗶哩嗶哩(ビリビリ)。当日のナスダックでの株価は27.71USDだったのが、凡そ1年後、昨日(24日)の終値は121.59USD。今年3月29日、同社は香港にセカンド上場。発行価格は808HKDだったのが、25日の前場では949HKDと上場来最高値を更新。
 上場企業で日本企業の応援を受けていることで知られるのは波司登(ボスデン・3998)もその1社。共通点としては株主として嬉しい上場来高値(25日)が挙げられます。

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