ソフトランディングのはずだが

 10月も後半に突入。昨年の10月20日、アリババ傘下のアントグループが香港証券取引所からIPO認可の通知を受けたことを明らかにし、最終発行価格も決め、11月5日にも香港市場に上場することになったのです。多くの日本人投資家も情報を入手しようと、いったん取りやめた「徐さんの中国株」購読をこの際再開し、ワクワクして上場を待っていたのです。ところが・・・

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PERは12年前を下回る龍源電力

 このコラムで「赣锋锂業(1772)」と「東岳集団(0189)」を取り上げると、いずれも株価はその後急騰しました。先週金曜日(15日)に風力発電最大手の龍源電力(0916)を取り上げたらこれまた3日連続5%ずつ、合計15%以上上昇しています。シャオミ創業者の雷軍氏は時代の流れに沿う業界のことを「台風の目」として例えているが、前出3社はまさに「台風の目」にある業界だと言えます。

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クリーンエネルギーと炭素中立への期待 龍源電力

 中国エネルギーの70%以上は依然石炭に依存していますが、石炭火力発電企業の70%以上は赤字続きであることもまた事実です。石炭価格が高騰し、石炭大手企業の株価も上昇しています。この際どんどん産出すれば儲かるのではと株主として考えるのですが、しかし今年上半期の「石炭消費量は前年同期比10・7%増、発電用石炭は15・7%増」(国家エネルギー局7月28日発表)と投資家が期待するほど石炭の消費量は増えていないようです。

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