外部環境が悪化しても増収増益企業が

 「CO2排出量のピークアウトやカーボンニュートラル(炭素中立)、太陽光に新エネルギーなどが叫ばれて久しいが、新エネルギーへの投資資金は『中和』されてなくなり、結局儲けは石炭(銘柄)だけ」。中国の株式サイトの掲示板にこの程こんな書き込みに「いいね」が集まっています。外部環境が悪化し、ニューエコノミーやニューエナジーと期待される銘柄は悉く低迷を強いられる中、伝統的エネルギー企業の石炭銘柄が高騰を続けています。

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3年連続減益の吉利汽車

 在上海日本国総領事館の訴え(15日書簡)が効いたのか、上海経済情報化委員会は16日、操業の継続や稼働再開を支援するホワイトリスト(稼働再開企業)666社を公表しました。その内251社が自動車や部品メーカーなど自動車関連企業で、3月末から始まった上海のロックダウンは人手を必要とする自動車産業に大打撃を与えていることが火を見るよりも明らかです。

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製造業はどうなる

 「テスラ上海操業再開!」。こんな見出しが先週中国の経済誌や専門サイトにでかでかと掲載されました。しかし、小見出しに「部品在庫1週間分」とも出ているので、同社上海ギガファクトリーの置かれている状況は依然厳しいことを匂わせています。中国の不動産業界はデフォルトなどで揺れているが、製造業も楽観できる状況ではありません。

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