人気株でも利確を

 中国株式市場で先週、車載リチウムイオン電池最大手の寧徳時代(CATL・300750)が再びニュースランキングのトップに飾りました。航続距離1000キロの次世代バッテリー、CTP「麒麟電池(Qilin)」の発売と長く噂されていた割当増資計画が纏まったと発表されたのです。割当増資計画の戦略的投資家リストに高瓴資本(ヒルハウスキャピタル)の名前も出ています。

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ヒルハウス流の投資事例

 高瓴資本(ヒルハウスキャピタル)創業者の張磊はご自身の著書「価値――投資に対する思考」の中で、ウォーレン・バフェット流のバリュー投資をお手本にしていると明らかにしています。しかし、現に明らかになっているヒルハウスの投資事例を見ましても氏は一貫して「買って忘れろ」というわけでもないことが分かります。

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業界の風向計も 大勢に逆らえず

 著名投資家、ウォーレン・バフェット氏との「ランチ権」は先週1900万ドル(約25億円)の破格の価格で落札されました。オークションなので投資業界の「神様」とお話ができることに価値を認めていることだったと考えられます。一方、バフェット氏に認められて無料で氏とディナーを一緒した中国人投資家がいます。中国PE大手、高瓴資本(ヒルハウスキャピタル、Hillhouse Capital、以下「ヒルハウス」)創業者の張磊です。

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