官製相場が必要な時も 持続するか

 上海証券取引所は27日午前中、買いが殺到したため、システムがパンクし、1時間ほど取引停止になり、株式市場にまた一つ記録すべきことを残しました。
 中国株は21年2月以降、これもまた政策による取り締まりで3年と7カ月も長きにわたり低迷を余儀なくされ、香港ハンセン株価指数は31000ポイント台から15000割まで、「半値1割引き」の安売りセールにまで追いやられていました。しかし株式市場はお金持ちのゲームという認識が根強く根本的な対策が取られず、傷が広がりばかりとなっていました。

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ

利下げも敢行し、政策で押し上げ

 「内陸の上海が3000ポイント回復」、「香港市場、売買高3000億香港ドル」。こんな見出しの記事が昨日各サイトのトップページを飾っています。内陸、香港市場とも久々に3日連続の上昇となりました。上海市場は「万年3000ポイント」と言われて久しい。上海A株指数のことで、3000ポイントは「呪縛」のように、「超えては下がる」を繰り返して20年。そして香港市場も・・・

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ

国慶節のお土産か

 10月の昼食会の案内を出すと、「中国株を辛抱強くホールドしている」会員の方から「昼食会で少しでも明るいお話が伺えたら嬉しい」とのメッセージをもらいました。メッセージをもらった二日後の24日、中国株は久々に高騰し、ハンセン株価指数が5月13日以来、4カ月ぶりに19000ポイント台に乗せ、香港市場の取引高が22年5月以来の2423億香港ドルと、2年4カ月ぶりの大商いを迎えたのです。今日はそんな「少し明るい話題」を拾ってみます。

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ