ビッグベイエリアはけん引役に マカオにスタートアップ企業

 マカオと言えば、カジノ!私自身そのようなイメージを持っていたのですが、しかし今回の訪問でそのような認識を一変させてくれたイノベーションの企業と出会ったのです。
 スタートアップ企業と言えば、深圳を思い浮かぶのでしょうが、そのような企業はマカオにもあったのです。
 現在はナスダック上場で、EDA及びコネクティビティ半導体の知的財産で世界ランキング一位のシノプシス(Synopsys, Inc.、NASDAQ: SNPS)に買収されてシノプシスマカオになっていますが、前身は2003年に創業したChipidea微電子(チップイデア・マイクロエレクトロニクス)で、スマホやハイビジョンデジタルテレビ、デジタルカメラ、マルチメディアプレイヤーなどほとんどのデジタル製品に、同社設計したIPが使われていると伺ったので同社訪問を決定したのです。

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