充実したクルーズの旅

13日間のクルーズの旅を終え、今朝シンガポール発全日空便で羽田に帰着しました。6日に横浜港を出港し、大阪、厦門、香港、ニャチャン、ホーチミン、シンガポールと4か国の6都市を訪問しました。乗客およそ3000名のうち、日本人は100人足らずで、大阪に着岸したのは、外国人観光客のためかと思われます。この日は京都、奈良などダイヤモンド・プリンセス(DP)オフィシャルツアーが開催されましたが、私たちのグループはその間、参加者のY様の会社を訪問し、それから車3台に分乗して大阪市内をY様の先導で案内してもらいました。 

オフィシャルコースと違って地元ならではのコース案内で参加者一同も大満足しています。それから丸二日間の航海で厦門に到着し、ダイヤモンド・プリンセス号が着岸した港の目と鼻の先にある「厦門港務国際」の本社を訪ねました。 

  

 

 

 

 

 

 

厦門港務のオフィスからDP号鳥瞰 

副社長で投資家担当でもある楊宏図氏が「効率の良いご訪問だ」と朝着岸し、会社訪問した後すぐ出発する視察団の訪問に感想を述べた後、全国港湾ランキングで8位の同社の業務内容や決算状況について紹介してくれました。 

厦門を出発した翌日、香港に到着し、土曜日であるにも関わらず、参加者のご要望で「亨泰」の投資家担当役員を昼食の福臨門の会場にお呼びし直近の同社の経営状況について質問させてもらいました。 

ちょうど、私たちが日本を出発した後に、同社は決算予告の公告を発表したというので、その内容について「今期決算は大幅に改善される内容だ」と紹介してくれました。クルーズはその後、南中国海を南下しベトナム中南部に位置するリゾート地、ニャチャンに到着しましたが、11万トン以上もあるクルーズが寄港できないため、沖合に停泊し、クルーズ救命用ボードに乗り換えて上陸しました。泥温泉が有名だという情報を事前に入手し、同施設を訪問し市内の遺跡を観光してまた同じように救命ボードで沖合のダイヤモンド・プリンセス号に再乗船してホーチミンに向かったのです。 

       
DPオフィシャルツアー用迎えのバス(ホーチミン市にて) 

5回以上も訪問しましたが、海上からは初めてのホーチミンに翌朝到着し、ハノイに本社のある日本証券の斡旋でペトロベトナムドリリングの本社を訪ね、財務担当役員のDO DANH RANG氏ほか4人で会社の概要を紹介してくれました。 

同社は石油掘削機械のレンタルをする会社で世界的石油価格の下落で同社株価も影響を受け、昨年の最高値11万ベトナムドンから現在のおよそ3分の1の34000ドン(約170円)まで下落し、DO氏は「今が買い時」と株価が低い水準に放置されている認識を示しました。 


 PVD本社副社長はじめ、幹部社員4人で説明してくれた 

航海中に2回も時差調整をした後、17日朝シンガポールに到着し、シンガポール滞在のT様の出迎えを受け、海水淡水化のハイフラックス社を訪ねました。シンガポール上場の同社はシンガポールだけではなく、遠くアフリカまたは中国内陸部にも進出し、積極的に海外事業も展開しています。 

中国投資考察団、京華投資視察団通算90回ほど参加した中でクルーズの旅は初めてで上陸する都市で会社訪問もできて充実で効率の良い内容だと参加者一同満足しています。

 

 

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