日常の中の非日常

シルバーウェークの真っただ中ですが、第12回京華投資視察団(ダイヤモンド・プリンセス号で行く東南アジアの旅)の参加者一行は、一足先に夏のレジャーを楽しんできました。


船尾プール(DP号船上にて) 

ダイヤモンド・プリンセス(DP)号は今年就航ちょうど50周年になります。排水量が11万5000トン以上もある18階建てで、乗員乗客およそ5000名という、まるで集合住宅の一棟が丸丸海上を動くような豪華客船です。日本発着と外国発着のコースがあり、今回はシドニー発着で私たち一行は横浜港から乗船したのですが、乗客の8割以上は白人です。日本発着の場合、日本人スタッフも多少多く、日本語も大半通じますし、エンターテインメントも日本流が多いと聞きます。しかしそれでは、日本にいるのと大して変わらないのではと、今回はあえて外国発着のコースにし、乗船したとたんに外国に身を置いた環境になったのです。 


キャプテン主催ウェルカムパーティに集まった人々 

昨年の夏ごろに、DP号が横浜に寄港の際、今回の旅の準備で船内の見学をさせてもらいました。余りの豪華さに思わずシャッターを押し続けていましたが、実際に乗船してみてまず初めに取った行動も相変わらず写真を撮ることでした。それだけ船内のすべてが私たちにとって非日常だからでした。 

しかし気が付いたらその時間カメラをぶら下げているのは、私のほか日本人数名でした。外人はと言うと、たいていプールで泳いでいたり、プールサイドで本を読んだりまたは船内のイベントに参加したりしていました。これは一見外人にとっての日常で私たちにとっての非日常のように見えますが、外国人は写真を撮らないかと言えば、ディナータイムの前後でアトリウムというセンタープラザでドリンクを頼んで観察すると、華やかな衣装に身を包まれた紳士淑女のカップル同士がパブリックスペースで親密そうなポーズをとって記念写真を撮ったりしているのはありませんか。外人と邦人の違いはと言えば、レジャーの楽しみ方が違うのだということでした。 

         
スカイラウンジを借りて船内セミナー 

今回の船旅のために、私を含めて多くの参加者は「ファーマ衣装」を新調しました。事前の説明会では、アンサーブックというマナー集が配られ、注意事項について長々と書かれていますが、乗船してみてアンサーブックに書かれ、また実際に役に立った情報としては、船内の温度設定は外国人を基準にしているので、寒さ対策にカーデガンを用意した方がよいということくらいではないでしょうか。 

キャプテン主催のウェルカムパーティは2回ほどあり、全員フォーマル衣装で臨んだ場面はまさに「競艶」そのものでしたが、社交の場とはいえ、全員ダンスするわけでもなく、英語がわからなくても困るわけでもないので、非日常とはいうものの、募集段階での堅苦しい説明ではなく「クルーズライフのエンジョイ」だけでも、より多く日本人にもクルージングに馴染んでくるのではないかと思いました。 

あのアンサーブックでは、どうしても30年ほど前の○協団体の海外旅行と現在の爆買いツアー客向けの内容だったなと感じたのです。

 

 

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