迷ったら「徐さんの中国株を」

 年の瀬を迎え、皆様の投資実績は如何なものだったのでしょうか。
 今年は貿易戦からスタートした米中の対立が感染症の流行に及んで全面的対決に発展し、落ち込んだ経済を立て直すため各中央銀行が流動性を増やし、株式市場が活気を呈している中、米大統領選の混沌さと年末に際して中国の監督官庁が世界最大規模とされるアントグループのIPOに待ったをかけ、さらにアリババグループに対して立件調査を行うなど、投資家にとっても波乱に満ちた1年だったのではと考えます。
 先日久しぶりにブックオフ(BOOKOFF)に立ち寄り、投資本コーナーを覗いたのですが、中国株の本は一冊も見当たらなかったことに思わず頷いたのです。中古本で店舗により差は大きいでしょうが、かつて10数種類以上は並べられた本が完全に消え、関心が薄くなったことの裏返しなのでしょうか。
 しかしお陰様で、「徐さんの中国株」は依然アクセスが多いことは、執筆者にとってこれより嬉しいことはありません。「お浚いコラム」でもわかるように、取り上げた銘柄が3倍や10倍でも珍しくありません。株価の上昇は中国経済のパイが依然大きいものであることにほかならないと考えられます。しかし、アリババに対する立件調査やアントグループへのヒヤリングでもわかるように・・・

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