AIoTの先発優勢 小米集団(更新)

 工業化のプロセスにおいて先発優勢と後発劣勢についてこのコラムで触れたことがあります。途上国は先進国の失敗経験を鑑として汲み取りその轍を踏まないように自国の経済成長に生かすことを後発優勢といいます。言い方を変えれば真似ることです。しかし真似をして成長できる空間が埋まれば今度は自力で成長を模索しなければならい段階を迎えます。真似るだけで技術の蓄積がなければ「中所得国の罠」にはまって永遠に先進国の仲間入りができない国は中南米の国々を見ればよくわかります。そのことを後発劣勢とも言われます。多くの中国企業も後発優勢から現在後発劣勢に差し掛かり、自力で抜け切れるか肝心な時期に入っています。その中で、小米集団(シャオミ)がAIoT(AI+IoT)で先(他社)をリードしていることが伝えられています。

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